実施報告

先進事例から学ぶ幸福度指標を活用した政策展開~住民のウェルビーイングを高めるために~
【期間】令和6年6月10日(月)-令和6年6月12日(水)

令和6年度「先進事例から学ぶ幸福度指標を活用した政策展開~住民のウェルビーイングを高めるために~」を6月10日(月)から6月12日(水)までの3日間で実施いたしました。

本研修では、居場所と舞台を大事にするまちづくりの国内事例を通じて、住民が地域で居心地よく暮らすための都市政策・まちづくりの展開を考えることを目的としています。

研修の様子 

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上段 左から順に
・京都大学 人と社会の未来研究院 教授 広井 良典 氏 講義風景
・公益財団法人 荒川自治総合研究所 研究員 清水 盛弘 氏 ワークショップ風景
・株式会社ヒンメル・コンサルティング 斉田 英子氏 講義風景
・福井県立大学 地域経済研究所 准教授 高野 翔氏 「住民のウェルビーイングを深める政策展開」演習風景

下段 左から順に
・「住民のウェルビーイングを深める政策展開」発表風景
・デジタル庁 国民向けサービスグループ 参事官補佐 鈴木 ミユキ氏 講義風景
・兵庫県加古川市 企画部政策企画課 課長 藤田 耕平 氏 講義風景
・「意見交換・ふりかえり」のワーク風景

受講者の感想 
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

・カリキュラムがウェルビーイングに関して網羅的な内容で組まれており、参加して良かったと感じた。他自治体の皆さんの仕事内容を知ることができたことも非常に良い経験になったと感じた。

・幸福度が高い国の政策や国民性、まちの様子が分かって良かった。自市の特徴や分析が必要だと感じた。

・ウェルビーイングの意義や幸福の重層構造など、概念的な部分を知ることができてよかった。

・ブータンや福井での実践事例から、ウェルビーイングへのアプローチのことや、主観と客観の両輪で進めることについて知ることができた。居場所と舞台のワークショップは、ゼロから作るということは難しいが、その地域にあるものや特性を活かすことが成功につながると思った。

今回の研修には、全国から32名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。