実施報告

災害時における外国人への支援セミナー
【期間】令和6年9月17日(火)-令和6年9月19日(木)

令和6年度国際文化研修「災害時における外国人への支援セミナー」を9月17日(火)から9月19日(木)までの3日間で実施いたしました。

本研修では、地震や水害等の災害発生時における外国人を取り巻く状況を踏まえ、有効な支援のための仕組みづくりについて理解を深めるために実施いたしました。また、災害時において、外国人住民も含めた多様な主体との連携や、地域防災のあり方についても学んでいただきました。

研修の様子

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(上段左から順に)
・一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事 田村 太郎 氏 講義風景
熊本大学大学教育統括管理運営機構 特任助教 ミッチェル アンドリュー 氏 事例紹介の様子
・奈良県外国人観光客交流館(猿沢イン)/ 奈良県産業部観光局観光戦略課 主査 中川 由香 氏 事例紹介の様子
(下段左から順に)
・石川県文化観光スポーツ部国際交流課 主幹 徳田 澄代 氏 講師との直接対話の様子
・グループ討議の様子
・グループ討議報告会 発表の様子

受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
社会の変化に応じて、ツールも含め支援の方法も更新していく必要があることを学べた。
能登半島での地震後に被災外国人が置かれた状況や情報発信の方法、地域とのつながりの大切さなどを経験に基づいてお話しいただき大変参考になった。
外国人の防災力を向上することの必要性、矛盾した情報への対処、正しく理解することの難しさなど、外国人ならではの視点や経験を聞くことができ、貴重な時間だった。
観光客対応で全国的にみても珍しい事業を聞けてよかった 。
・とても興味深い企画立案のアイデアをもらった。

今回の研修には、全国から63名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。