実施報告
- 消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~
- 【期間】令和6年5月8日(水)-令和6年5月24日(金)
令和6年度「消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~」を5月8日(水)から5月24日(金)までの17日間で実施いたしました。
この研修は、消防職員を対象に、非常時において外国人を救援救助する活動が迅速・的確に行えるよう、語学力やコミュニケーション能力の向上を図るとともに、外国人を取り巻く現状や異文化についての理解を深めることを目的としております。
研修の様子
上段 左から順に
・安芸高田市国際交流協会 代表理事 明木 一悦 氏 講義風景
・英語のクラスレッスン風景
・岩手大学 国際教育センター 教授 松岡 洋子 氏 講義風景
・「救急ボイストラ」ロールプレイ風景
下段 左から順に
・英語授業のプレゼンテーション風景
・弘前大学名誉教授 佐藤 和之 氏 「やさしい日本語」のワーク
・「外国人とのコミュニケーション」体験ゲーム
・「同僚・後輩に伝える外国人(傷病者)への対応」演習発表風景
受講者の感想
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
「外国人の先生の授業のため、英語だけだったのでヒアリングにも慣れ、より英語に興味を待てた。消防で使用する今まで知らなかった多くの単語を学べた。」
「実践でVoiceTraを使う事はあったが、今回のような訓練でいろいろな問題点を見つけることができた。各自治体消防に帰ってからも定期的に行える訓練のため、定期的に実施していきたい。」
「消防職員として、あまり経験できない研修であり、また内容的にもこれからの外国人対応に対して非常に参考になる内容であった。」
「語学力の向上はもちろん、他本部との情報交換は非常に有意義であった。今後の学習にもつながるため是非本部の他の職員にも受講してほしい。」
今回の研修には、全国から21名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。