実施報告

地域公共交通の維持と確保に向けて
【期間】令和6年11月27日(水)-令和6年11月29日(金)

令和6年度「地域公共交通の維持と確保に向けて」を11月27日(水)から11月29日(金)までの3日間で実施いたしました。
本研修では、人口減少と少子高齢化が急速に進むことにより、地域公共交通を取り巻く環境は大変厳しい状況にある中、住民生活を維持するための地域公共交通の仕組み作りについて、講義や演習を通して学びました。

研修の様子

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写真(上段左から順に)
・名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 加藤 博和 氏
・合同会社萬創社 代表 福本 雅之 氏
・愛知県新城市 公共交通対策課 副課長 本田 貴久 氏

(下段左から順に)
・山形県鶴岡市 地域振興課 主事 横田 淳一郎 氏
質疑・意見交換の様子
課題演習(発表)の様子

上記のほか、研修講師として以下の方にご指導いただきました。
・国土交通省 総合政策局地域交通課 課長補佐 板垣 友圭梨 氏

受講者の感想

受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
地域交通に対する考え方が変わりました。何のためにの公共交通なのか、自分の市の公共交通を見直してみたいと思いました。
地域ごとに特性を考えて一つの手段ではなく様々な手段を組み合わせることで公共交通をつくることの重要性を学びました。
地域公共交通計画を策定するうえで大切にすべきことが理解できました。表示方法を変える等、現行の公共交通を改善する方法のイメージが掴めました。
グループ発表においては他自治体の実情を踏まえた多様な視点からの考えを聞くことができ、とても有益でした。

今回の研修には、全国から37名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。