実施報告
- 障がいのある人への自立支援
- 【期間】令和6年11月11日(月)-令和6年11月15日(金)
令和6年度「障がいのある人への自立支援」を11月11日(月)から11月15日(金)までの5日間で実施いたしました。
本研修では、障がいのある人をめぐる法制度の動向や社会状況、市町村の障がい者福祉施策の現状や課題を理解し、地域の実情にあった自立支援のための施策を企画・立案する能力の向上を目的に実施しました。
研修の様子 写真
(左上から順に):
・厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課 課長補佐 菅 祥明 氏
・一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会 常務理事兼事務局長 又村 あおい 氏
・関西福祉大学社会福祉学部社会福祉学科 教授 谷口 泰司 氏
・日本相談支援専門員協会 名誉顧問 福岡 寿 氏
(左下から順に):
・神戸市発達障害ピアカウンセラー/精神保健福祉士・社会福祉士 笹森 理絵 氏
・愛知県半田市福祉部地域福祉課 主事 瀧本 遼 氏
・植草学園大学 副学長・教授 野澤 和弘 氏
・障がいのある人と援助者でつくる日本グループホーム学会 代表
兼 社会福祉法人ロザリオの聖母会 ナザレの家あさひ 所長 荒井 隆一 氏(演習の様子)
上記のほか、以下の方にご講義いただきました。
・社会福祉法人清心会 理事長 岡部 浩之 氏
受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
・障害福祉の歴史から今のサービスのあり方を紐解くことで、今あるサービスがなぜ必要になったのかまで知ることができたので、サービスの方向性を考えるときにより具体的に考えられるようになりました。
・障害者の意思決定支援や本当の自立とは、という点で今一度考えを見直すことができて良かったです。日頃支給決定をしているサービス利用者は本当に現状のままで良いのかを見直す必要があると感じました。
・権利擁護に必要なものの中に、自己のモラルや考えを養う必要性を問われた点が特に良かったです。
・限られた時間の中で、自立支援にかかわる支援策を策定し、プレゼンする経験を通して、制度を詳しく調べるきっかけとなりました。
今回の研修には、全国から30名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。